書籍・雑誌

2009年8月20日 (木)

読んだ本いろいろ。

読書三昧の日々が続いています。

「坊っちゃん」 夏目漱石

今更ながら、なのですが読んでみました。

意外にも既に読んでいる夏目漱石の作品は「こころ」のみ…。

これではいかん、と夏休みっぽいし(推薦図書?)読んでみたところ、超ストレート人間の坊っちゃんが赴任先のダメ教師達と対決する姿に拍手!

あのくらいびしばしとズルい大人たちをやっつけられればいいなと思いながら読みました。

坊っちゃん (岩波文庫) Book 坊っちゃん (岩波文庫)

著者:夏目 漱石
販売元:岩波書店
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「女であること」 川端康成

坊っちゃんに続いて、読んだことない日本の名作シリーズです。

川端康成は全くもって1冊も読んだことがなかったので、「女」を題材にしているこの本を手に取ってしまいました。

男の人から見た女の人の恐ろしい部分が細かく描かれていて、女だからと言うよりは個々の持っている性のようなものが恐ろしいのでは、と女の私は思ったのですが…。

それはともかく、登場人物同士のやり取りの仕方がいちいち素敵だった気がします。

さらりとかわす場面とか、自分の思いを打ち明ける場面とか…。

あんなふうに知的な会話をしてみたいものです。

女であること (新潮文庫) Book 女であること (新潮文庫)

著者:川端 康成
販売元:新潮社
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「なんとなくな日々」 川上弘美

川上さんの小説は何冊も読んでいましたが、エッセイは初です。

川上さんらしいなあと思うところと、へええと思うところがあったりして、素直に面白かったです。

それにしても川上さんってお母さんだったのですねー。

団子三兄弟を一緒に歌うお話が楽しかったです。

なんとなくな日々 (新潮文庫) Book なんとなくな日々 (新潮文庫)

著者:川上 弘美
販売元:新潮社
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と、色々読んでいるうちに「真田太平記5巻」が返却されましたと図書館から連絡が。

今日からまたまた戦国時代に思いを馳せたいと思います。

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2009年8月10日 (月)

読んだ本いろいろ。

読んだ本いろいろを備忘録として。

現代作家さんと歴史小説を交互に読んでいる感じですね…。

「天璋院篤姫」 宮尾登美子

大河ドラマを途中から見始めていた「篤姫」の原作を読んでみました。

ドラマと異なる篤姫や大奥の女性達の姿を垣間見ることができたり、情報源が少ない時代に噂話や思い込みでドロドロっとしてゆく内容にハラハラどきどき。

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) Book 新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

著者:宮尾 登美子
販売元:講談社
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「草原の椅子」 宮本輝

久々の宮本輝作品です。

離婚を境に残りの人生を今までとは異なるものにしてゆこうと自らを見つめなおす主人公と彼を取り巻くひとたちのやり取りがじんわりとしみた作品。

草原の椅子〈上〉 (新潮文庫) Book 草原の椅子〈上〉 (新潮文庫)

著者:宮本 輝
販売元:新潮社
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「花紋」 山崎豊子

恐ろしいほどに気高く生き抜いた女流歌人の姿が半ば病的でもあり、そんな彼女が抵抗しつつも生家の呪縛から解かれることなく一生を終えたストーリーは、読んでいて辛くなるほどでした。

 花紋 花紋
販売元:セブンアンドワイ
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「東京ノスタルジック喫茶店」 塩沢槙

都内にある老舗喫茶店を丁寧に取材をしまとめた本。

喫茶店と言う空間に数々の歴史があり、ストーリーがあり…。

単なるガイドブックと言うよりは街の歴史を物語ってくれたような1冊でした。

 東京ノスタルジック喫茶店 東京ノスタルジック喫茶店
販売元:セブンアンドワイ
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「古道具 中野商店」 川上弘美

中野商店を軸に織り成されるストーリーが不思議な感覚で迫って来ながらも、いつの間にか納得させられるという川上さんらしい作品。

時間が流れるにつれて、登場人物もその波にぎこちなく乗っているところがなんとなく良かったです。

古道具 中野商店 Book 古道具 中野商店

著者:川上 弘美
販売元:新潮社
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これらと平行して読み続けているのが、「真田太平記」!

大河ドラマの影響で直江兼続を読んでしまおうかと思ったのですが、一応ドラマが終わった読むことにしようと、その時代のものに取り掛かっています。

が、こちらは巻数が多いことと、図書館でのライバル(?)がいるらしく、貸し出し中の物が多くなかなか進まず…。

夏が終わるまでに読み終えられれば良いのですが。

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2008年3月13日 (木)

大岡昇平「武蔵野夫人」

古本屋さんで、「1冊¥100」の山に埋もれていたところを救出しました。

大岡昇平の「武蔵野夫人」です。

1

大岡昇平さんの本はこれまで読んだことがなかったのですが、この本を救出した最大の理由・・・それは表紙の絵を猪熊弦一郎さんが描かれていたからなのです。

もう見るからにぼろぼろで、しみだらけですが、猪熊弦一郎現代美術館まで馳せ参じてきた者としては、手に取らずにはいられませんでした。

2

表紙をめくった1枚目にある絵が印象的です。

何しろめくるのもとても気を遣うような状態の本なので、なかなか読み進みませんが、戦後の武蔵野を舞台に男女4人の微妙な関係を書いているようで、いわゆるジャケ買いしたにもかかわらず、お話にも引き込まれています。

この本が出版された昭和26年当時の仮名遣いで書かれているのも風情があって、いい感じです。

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2008年1月14日 (月)

「博士の愛した数式」

これまでに読んだことがない作家さんの本を読むとき。

①書評を何かで見て、興味がわいた。

②本屋さんでなんとなく。

③人から薦められて。

というのが、きっかけになりやすい私ですが、今回、友人から薦められて(パターン③)、この話題本を読んでみることにしました。

なにせ数学、という言葉だけでもぞーっとするくらい数学嫌いな私ですから、いい本だよと薦められてもなかなか手に取ることができずにいて、古本屋で見かけたのをきっかけに読み始めてみました。

80分しか記憶を持続させることしかできない数学者の博士と、博士の身の回りのお世話をする家政婦さんとその息子さんが中心となっているお話です。

数学のことはやっぱり良く分からず、文中に数式が出てくるとアレルギー反応でしたが、数字を「美しい」と述べたり、数字から編み出される数々の不可思議な繋がりは、私が今までに感じたことのない世界でした。

登場人物は自分の持ちうる全ての表現を持って、大切な人を想い、いたわりあってゆく様は、何度となくほろりとさせられました。

じわりとしみてくる良い本です。

博士の愛した数式 博士の愛した数式

販売元:楽天ブックス
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2007年10月26日 (金)

「生活はアート」

5100t4nfp4l パトリス ジュリアンさんの「生活はアート」を久々に読み返しています。

文中にあった彼の言葉に、なんだか当たり前のことなのになるほどと思ってしまいました。

「寂しいから楽しいと思える」そんな一文でした。

いつも同じ状況だったなら、その状況が「寂しい」のか「楽しい」のかなんてさっぱり見当がつかないはず…。

今回読み返していて気づいたのですが、この本は約10年前に書かれたものなのです。

にもかかわらず内容が全く古びていないと感じるのにも驚きます。

本の内容だけでなく、紙の色が数種類に分かれているので、それが横から見るととてもきれいな縞模様になっているのも、この本がお気に入りな理由の1つです。

いちいちおしゃれで、「こだわり」を持っている本です。

↓文庫本が出ていたのですね!これは、紙の色は全て同じなのでしょうか…。

生活はアート (幻冬舎文庫) Book 生活はアート (幻冬舎文庫)

著者:パトリス ジュリアン
販売元:幻冬舎
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2007年9月22日 (土)

アルネ

大橋歩さんの「アルネ」の新刊が出ていました。

大橋さんの目線で捉えられたモノ・コトが綴られていて、立ち読みは必ずしているけど購入したことがなかった雑誌でした。

何故かと言うと、気になる雑誌やら本やら買っていたら、家の底が抜けるだろうし、そんな財力ないし、保管スペースないし、とナイナイづくしですので「これは欲しい」と判断できるもの以外は、極力買わないようにしているためです。

そんな中、今回のアルネはINDEXに「松本に行ったわけ」の文字があったので、思わず購入。

今回の特集が組まれている松本は、私がここ2年位続けて訪れている土地だっただけにその内容が気になってしまったのです。

長野県松本市は東京からあずさに乗って約3時間。

山々に囲まれた土地は、夏は暑く冬は寒いというきっぱりとした四季を持っていて、そんな環境からつくりだされる松本の空気がなんとも言えず、初めて訪れたときから私の感覚をぎゅっと掴まれてしまった場所です。

そんな松本のことを書いている大橋さんのアルネ21号は、東京にあったお蕎麦屋さんがクローズし、そのお店がおかみさんの出身である松本に移転したため、そこを訪ねるため、松本に赴かれたようです。

今回の号を読んでいて驚いたのが、伊藤まさこさんが松本に引っ越されていたこと。

伊藤まさこさんは、しばしば雑誌などでクラフトフェアまつもとの案内をされていたのを目にしていましたが、まさかお引越しをされているとは思ってもみませんでした。

うーん、先を越されちゃいましたね~。

私も初めて松本を訪れてから、いつかこの土地に住みたい、と思っていますが、いかんせん職や生活をすることのイメージが湧かず「いつかは…」なんて、半ば憧れの土地となっている場所でもあります。

それにしてもこのアルネを読んで、更に松本への想いや期待が膨らんできました。

今年はまだ訪れることができていないので、なんとか近いうちに今年の松本詣でを果たしたいのですが…。

Img ←カステラ。おいしそう。

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2007年9月21日 (金)

働きマン

1巻しかちゃんと読んだことがなかった「働きマン」の4巻を借りて読みました。

相変わらず松方弘子の働きっぷりは、見ていて小気味良いです。

1年前の私は、弘子みたいに仕事にやりがいとか楽しさとかを見出していた気がします。

1年後の今、どうやら私は「働きマン」に変身することにバテてしまったようで、のんびりと美味しい空気を吸っていることのほうに楽しさや喜びを感じるようになっています。

と、言いながらも職場を出て、くっきりと夜空に浮かび上がる東京タワーやレインボーブリッジを眺めながら、仕事のことを考えてしまっているのです。

4巻にあった「満員電車内で揺れる方向と反対方向に重心を傾けて、倒れそうな人たちを支えていることに疲れた」というたとえ話が出てくる場面で大きく頷いてしまいました…。

弘子のパワーの源ってなんだろう?

私のパワーの源ってなんだろう?

それはそうと「働きマン」、2、3巻も読みたくなりました。

読んでいるとパワーを少し貰えるような気がしますから…。

働きマン 4 (4) (モーニングKC) Book 働きマン 4 (4) (モーニングKC)

著者:安野 モヨコ
販売元:講談社
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